「ヒヨドリの雛に何をあげたらいいの?」

ヒヨドリの雛を保護してしまったらどうしたらいいの?

緊急用!すぐに世話が必要!

ヒヨドリスト〜ヒヨドリの雛 保護観察レポート〜

ヒヨドリの雛を保護をしたばかりにするべき事(外部サイト)

ヒヨ
ブログを見ている時間もない!って方は…

 

ブログの要約〜保護したばかりの時期〜

  • タオルやホッカイロで、温める
  • ミルワームをあげる
  • ティッシュなどをクッションにして、巣を作ってあげる
  • 直接水をあげずに、果物などで与える
  • 少なくとも1時間に1回は、食べ物をあげる必要がある

雛の持ち帰りはNG!

まず、ヒヨドリの雛に限らずですが、鳥の雛を保護する事は推奨されていません

巣立ちを迎えた雛は、華麗にとまでは行きませんが、ちゃんと飛ぶ力があります。
大抵の場合は近くに親鳥がいて、安全な場所に連れていくので、人が保護する必要はないんです。

ヒヨドリの雛を保護してしまったら?

雛が元気そうなら、元の場所近くの木の上などに戻してあげましょう。

羽も生えていなくて、油断ならない状況なら、一時的に世話をするのも選択肢の一つです。

 

一応、雛の飼育は法律で禁止されているので、心配な方はこちら(外部サイト)を参考に自治体へ相談してください。

落ちたヒヨドリの雛を見かけたら?

落ちているヒヨドリの雛を見かけたら、どうすればいいのでしょうか?

答え:何もしないで大丈夫です。

 

と言うのも、ヒヨドリの雛は、ある程度は飛べる状態で巣立ちを迎えます。
ですが、その動きはたどたどしく、いつ落ちても不思議じゃないおぼつかなさです。

でも、大丈夫。
ヒヨドリの雛は、結構飛べるんです。

観察していると、親鳥の後を追って、元気に羽ばたく姿が見られ、そうやって飛ぶ練習も兼ねているんだと思います。

なので、ヒヨドリの雛が木から落ちたとしても、親鳥が鳴き声で呼んで、いい感じの木に誘導するはずです。

それでも心配という方は、近くの木の上に移動させるくらいがしてもいいかもしれませんが…人に触られる事自体が、雛にとってはストレスになるので、何もしない方がいいのは間違いないです。

ヒヨドリの雛の食べ物は?

さて、ヒヨドリの雛は何を食べて大きくなるんでしょうか?

巣にいる時は、昆虫やヤモリなどの小型爬虫類なんかを食べていました。
夏になると、特にセミを持ってくる親鳥が多く、セミは雛にとって貴重なタンパク源になっているようです。

そして巣立ちを迎えてからは、昆虫の他に木の実などを食べていました。
ヤマモモが実った時期には、ヤマモモの頻度が多く、1時間の観察で確認できた19回の給餌のうち、4回はヤマモモだったくらいです。

そうして昆虫から木の実などの甘い物を与え、親鳥が食べているの物を教えているのだと考えられます。

飼育下での餌は?

ヒヨドリの雛を保護した人の情報では、「ミルワームやコオロギ、バナナ、キウイ、リンゴ、みかん」などを食べさせているようです。

 

ヒヨドリによって好みがあるらしく、食べたくないものは食べないけど、成長につれて急に食べるようになる物もあるのだとか…

 

まずは、ミルワームを中心とした昆虫食で様子を見て、数回は果物を与えてあげると、野生の状況と似た感じになると思います。

 

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